2013/11/18

徳之島で空き家調査してました

今、徳之島にいます。
前回の徳之島出張はツアー下見でしたが、
今回は空き家調査。
 
まずは、徳之島の南にある伊仙町阿権(あごん)集落で
超骨董価値のある空き家を調べに行きました。
今回は、奄美大島の若きホープ建築士、SKI君、同行です。
プロの目から見て、空き家をどう判断するのか
見てもらいました。
 
 
何度歩いても、いい感じの阿権集落。
 
 
超でかいガジュマルが民家の庭にあったり、

 
それは見事なサンゴの石垣あり、
 
 
琉球様式?の門構えとか

 
高台の神社とか
 
 
 
見るもの、盛りだくさんの阿権集落です。
 
 
写真は前回の下見の時のものですが、
超骨董価値大のTIR家。

中を査定してもらったところ、
「うーん、躯体の一部が・・・」
 
かなり大規模な改修をしないといけないみたいです。
うーん、残念。こんなになる前に手を打てば
泣く子も黙る古民家がもっと安く改修できるんだけどなぁ・・・

 
その他にどんな空き家があって
今後調査を継続的にやっていくために
どんなことを考えないといけないのかを
話し合うために、他の集落も見てきました。
 
元気な87歳のおじいちゃんが管理するおうち。

 
「家の掃除や修繕、周りの畑とかも耕さないといけないけど、
もう年だから大変なんだ」と言いつつ
とても87歳にみえないおじいちゃんが印象的でした。
さすが、長寿の島!
 
こんないい感じの家とかもありました。



他にも空き家は盛りだくさん。
 
 

で、
建築士SKI君のチェックポイントを素人目で見てみると
 

 
あ~~あ、シロアリ

家を支える支柱が傾いちゃってる・・・

天井を支える柱がシロアリで食べられちゃってる・・・
シロアリ、恐るべし!
 
残念ながら、空き家の改修価値打率は20%くらい。
直す価値がないおうちは壊すしかない・・・
 
 
でもね、壊すしかないおうちでもお宝は眠っているんですよ。
 
いまどき、プレミア物の木枠すりガラス、模様付の扉とか
 
 
昭和時代が大好き!の人たちが垂涎物のサイドボードとかが
 
 
そのまま放置されてます。
 
こーゆー骨董価値ありのグッズが
再び日の目を見るやり方も考えないとね。
 
またまた、新たな課題が見えてきた空き家調査でございました。
 
 

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